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沖縄戦に動員・従軍させられた元朝鮮人軍夫らの「太平洋戦争・沖縄戦被徴発朝鮮半島出身者恨(ハン)之碑」の建設に向け、8月27日にぎのわんセミナーハウスで開催された連続講座の第1回「恨の世界ー唄と映画とおしゃべりと」に出演した趙博(チョウ・パギ)さん。ギターや太鼓を駆使し、熱っぽく語り続けた。
太鼓にのせて歌や物語を演ずる朝鮮の民族芸能「パンソリ」を披露。
「パンソリは20年やって人前で歌っていい。30年やってプロとしてやっていける、というもの。地位や名誉は関係ない。きれいな裏声では駄目。単なるだみ声でも駄目。『鉄がさびて、つやが出る』ような声で恨を歌う。これがパンソリだ。」
マルセ太郎の「スクリーンのない映画館」に触発され、「うたうキネマ」と名づけた舞台を展開。県内でもステージを重ねている。
「私は在日関西人と自分を呼んでいる。韓国に暮らしたことはなく、祖国とは思えない。しかし、日本が祖国とは到底思えない」。ステージの終盤では、美輪明宏の「ヨイトマケの唄」もパンソリの形式で演じ、参加者の心をつかんだ。
(2004年9月2日「あしゃぎ」『琉球新報』掲載) |