沖縄に動員・従軍させられた元朝鮮人軍夫らの
「太平洋戦争・沖縄戦被徴発朝鮮半島出身者恨之碑」建立をすすめる会
〒904-2172  沖縄市泡瀬3-18-6-402
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1.1999年8月12日に、「恨(ハン)之碑」を一基、韓国・慶尚北道・英陽(ヨンヤン)郡の高台に建てることができました。慶尚北道は、沖縄へ最も多くの「元朝鮮人軍夫」の方々が、強制的に連行されたところです。姜仁昌(カン・インチャン)さんと徐正福(ソ・ジョンボク)さんは、生きて故郷にお帰りになりましたが、苦難の同胞を偲び、恨之碑を、地元と沖縄にそれぞれ一基づつ建てたいと切望されたのでした。戦後補償の実現を求めて闘い続けている韓国の方々や地元自治体の協力は大きく、公用地の提供、公費補助などを受けました。日本各地、沖縄の人々の協力がありました。見晴らしのよいこの丘の上には、日本植民地下、独立運動に立ち上がったために殺害された150人の地域の方々の刻銘碑もあります。
 除幕式で私たちは、さあ次は沖縄に建てようと確認しあったのでした。韓国 の方々の深い恨を心に刻みながら、共生するアジアへの長い努力の始まりにし たいと願っています。

2.私たちはかつての日本植民地政策によって、独自の文化や言語を奪われ、恐ろしい差別の犠牲を強いられた上に、今なお「南北分断」の悲劇を負っている隣国・朝鮮半島の方々を思います。そしてアジアに新たな危機がつくり出されようとしていることに心を痛めます。米国など軍事大国の横暴と日本政府の後押しによって、かの地の方々の尊厳が、ないがしろにされる事態を、また起こさせるわけにはいきません。このような事態は、他の国々にも、沖縄の住民たちにも、影響をおよぼすことになります。

3.私たちは、「恨之碑」建立の意義を、「沖縄戦の実相をアジアの視点から深め、歴史の教訓を後世に語り継ぎ、平和な沖縄・アジアをつくり上げる共同の取り組み」と位置づけます。そして、「碑」の建立は、再び「被害者にも加害者にもならない」という強い意志表示でもあります。国境をも世代をも越えてつながり、和解と相互理解に立つ共生へのエネルギーをと望んでいます。沖縄での「恨之碑」建立が、そのために大きな役割を果たすことを願って止みません。

4.この事業推進のため、学び合いの場としてほうせん花を表わす「てぃんさぐとポンソナの会」を始めることにしました。ほうせん花で爪を染める共通のなつかしい習慣に思いをこめました。双方の文化、歴史、関係史そして現状の学びを通して、新しい歴史と関係をつくりたいのです。その徴としての「恨之碑」です。

5.生還されて、正義の回復を訴え続けてこられた元軍夫たちや、強制連行の被害者たちは、すでに今、あまりにも年老いています。姜仁昌さんと徐正福さんたちを、沖縄の「碑」の除幕式にお招きするためには、急がなければなりません。 多くの方々にこの「恨之碑」沖縄建立の趣旨にご賛同いただき、事業へのご参加を呼びかけます。

「恨之碑」沖縄建立事業にかかわる費用をつくりだすために、ご芳志を拠出してください。 1口2,000円(建設費は約1,000万円)。振替用紙をお使いください。 (2004年8月20日)


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